島根のヒマワリの写真

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福富営農組合のヒマワリ畑で満開の花を撮影する観光客や写真愛好家ら

　島根県斐川町の簸川平野で、転作作物のヒマワリが見ごろを迎え、写真愛好家や

観光客らが炎天下の畑地で一面に咲いた直径１５−２０センチの大輪の花をカメラに

収めている。

　ヒマワリの栽培は２００２年から本格的に始まり、今夏は福富営農組合などの大規模

ほ場を中心に町内３５ヘクタールで作物として約２５０万本植えている。このほか観光施設

「いりすの丘」でも観賞用として２万本を作っている。

　ヒマワリは定植後５０−６０日で花が咲き、１９、２０の両日に「斐川ひまわり祭」が開かれる

出雲空港近くのおきす営農組合のほ場などは当日開花するよう調整されている。

　見ごろを過ぎると種を収穫し、ヒマワリ油やドレッシング、焼酎の原料として活用するが、

今年は手延べうどんにも利用する計画が進んでいる。